最新情報
最新情報
浚渫汚泥とは?浚渫土砂との違いや処理・処分方法を解説
2026.08.21
浚渫工事で発生した土砂や汚泥について、「どのように処理すればよいのか」と疑問に思う方もいるでしょう。
浚渫によって取り除かれたものは、性状によって浚渫土砂と浚渫汚泥に分けられ、
浚渫汚泥に該当する場合は産業廃棄物として適切に処理する必要があります。
本記事では、浚渫汚泥の基礎知識から浚渫土砂との違い、
産業廃棄物への該当性、処理・処分の流れなどについて解説します。
浚渫工事で発生した汚泥や土砂の扱いにお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
浚渫汚泥とは?

浚渫(しゅんせつ)とは、港や河川、運河といった水域の底に積もった土や砂を取り除く工事のことです。
土砂がたまることで生じる浸水などのリスクを抑えたり、船が安全に通れる水路を保ったり、水質を守ったり、
ダムが本来の貯水機能を発揮できるようにしたりする目的で行われるのです。
浚渫工事で水底から引き上げられたものは、状態によって「土砂」と「汚泥」のどちらかに区分され、
それぞれ「浚渫土砂」「浚渫汚泥」と呼ばれます。
両方をまとめて「浚渫土砂」と呼ぶこともあります。
浚渫汚泥と浚渫土砂の違い

浚渫によって取り除かれたものは、性状に応じて「土砂」か「汚泥」に区分されます。
土砂とは、危険な物質を含まず、放置しておけば水分が自然に抜けていくような性質のものです。
これに対して汚泥は、水分を多く含み粒子が非常に細かいため、
ダンプトラックに積んでも山のような形を保てず、上に乗ると沈み込んでしまうほど流動性の高いものです。
なお、浚渫汚泥か浚渫土砂かは工事現場から排出された瞬間の状態で決まります。
しかし積み込んだときは土砂のように見えても、運搬中の揺れで練られて泥状に変わってしまった場合は、
後から汚泥として扱う必要が出てくるため注意しましょう。
浚渫汚泥・浚渫土砂は産業廃棄物に該当する?

浚渫で出た土砂そのものは、廃棄物処理法上「廃棄物」とはみなされず、
工事にともなって生じた土(建設発生土)として扱われます。
これに対して浚渫汚泥は産業廃棄物にあたり、法律に沿った処理を行わなければいけません。
とはいえ、土砂であっても有害な物質が混じっている場合は、
廃棄物として扱われることがあるので油断はできません。
土砂と汚泥のどちらにあたるかを見誤ったまま作業を進めてしまうと、
意図せず不法投棄などの違反行為になりかねないため、判断が難しいときは早めに専門業者へ相談しましょう。
浚渫汚泥の処理・処分の流れ

浚渫汚泥は、現場で回収されてから処分に至るまで、いくつかの段階を踏んで処理されます。
浚渫汚泥の処理の流れは、次の通りです。
・浚渫作業のなかで吸引やすくい取りによって回収する
・産業廃棄物の収集運搬許可を持つ業者へ運搬を任せる
・脱水や安定化といった中間処理を施す
・最終処分場へ送るか、資材として再生利用する
運搬を依頼する業者を選ぶときは、浚渫汚泥の取り扱いに必要な許可を実際に持っているかどうかを、
契約前に確認しておくことが欠かせません。
浚渫汚泥・浚渫土砂の有効利用方法
浚渫によって発生した土砂は、すべてを処分するのではなく、条件を満たせば海域環境の改善に有効活用できます。
干潟や浅場の造成、人工海浜の造成、覆砂などへの利用事例があるようです。
例えば、浚渫土砂を浅場や干潟の造成に利用することで、生物の生息場所をつくったり、
覆砂に利用することで底質や水質の改善につなげたりする方法があります。
ただし、どの浚渫土砂でも利用できるわけではありません。
土質や粒径、汚染物質の含有量などを確認し、用途に適しているか評価する必要があります。
また、有効利用後も水質や底質、水生生物などをモニタリングし、
環境への影響や効果を確認することが求められています。
浚渫汚泥の処理なら株式会社大洋へ

浚渫汚泥を処理する業者選びでは、土砂と汚泥のどちらにも対応できるか、
必要な許可品目をそろえているか、実績が十分にあるかを確かめておきましょう。
大洋は横浜・川崎エリアを中心に、浚渫汚泥を含む建設汚泥の処理を承っております。
「浚渫工事」や「河川水路維持工事」で堆積した土砂は、葉っぱや草、根っこなどが混入していることが多く、
残土処分場で受け入れをお断りされるケースが少なくありません。
大洋では土砂検定で基準値内であれば「汚泥」として受け入れております。
また、夜間の作業にも対応しているため工期への影響を抑えられるほか、
電子マニフェストの導入によって契約手続きは5分ほどで完了します。
横浜・川崎をはじめ神奈川県・東京都・埼玉県・千葉県で浚渫汚泥の処理をご検討の方は、
お気軽に大洋までご相談ください。
まとめ
浚渫によって発生したものは、性状によって浚渫土砂と浚渫汚泥に分けられ、
浚渫汚泥に該当する場合は産業廃棄物として適切に処理する必要があります。
判断を誤ると不適切な処理につながるおそれがあるため、土砂と汚泥の違いを理解しておくことが大切です。
また、浚渫土砂はすべてを処分するのではなく、条件を満たせば干潟や浅場の造成、覆砂などに有効利用できる場合もあります。
浚渫汚泥の処理を委託する際は、必要な許可を持ち、適切に対応できる業者を選びましょう。
横浜・川崎をはじめ、神奈川県・東京都・埼玉県・千葉県で浚渫汚泥の処理をご検討の方は、
株式会社大洋へお気軽にご相談ください。